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若者の地元就職に向けた政策を考える!~インターンシップ生2019レポート第1弾~

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今年も夏のインターンシップの季節がやってきました。松江市役所定住企業立地推進課にも、8月から9月にかけて、計6人の学生さんがやってきます。

第1弾として、8月5日~9日までインターンシップに来てくれたのは、東京都出身、東北大学法学部3年生の新井さんと、松江市出身、山口大学経済学部3年生の藤井さん。

インターンシップ初日、2人に告げられたミッションは、「若者の地元就職に向けた政策を提言せよ!」というもの(難しい!!)。出身も現在の居住エリアも異なる二人が、あれこれ頭を悩ませ、意見を交わしながら、この難題に一週間取り組んでくれました。

インターンシップ期間中には、市役所で取り組んでいる定住施策、企業誘致施策について学んだり、市内企業を見学したりしたほか、市内で働くIターン者へのインタビューも実施しました。

インタビューに答えてくださったのは、株式会社パソナテック島根Lab長の田窪大樹さん。

田窪さんは大阪の大学を卒業後、上京。約8年間東京で暮らしたのち、グループ会社の「島根ラボ」の立ち上げに伴い、家族で松江へIターン移住された方です。

「島根に元々あった仕事はうちの会社がとってはいけない。東京の案件を、島根で開発している」

「都会では、すでにあるものをどう大きくするかを考えていた。ここでは0から1を作り出す仕事ができる」

「せっかく地方にいるので、地方の役に立ちたい」等々、仕事に関する言葉はポジティブなものばかり。

また、生活面でも「必要なものはそろうし、いろんな店が近くにあって完結してる。不便に思うことはないですね。」ときっぱり。

東京で働くことと松江で働くこと、それぞれの違いや、仕事や地方への思いなど、丁寧に、率直に答えてくださり、充実したお仕事ぶり、生活ぶりがうかがえました。

当初は「交通の便が悪いこと」「遊ぶ場所がないこと」を課題に考えていた2人でしたが、インタビューなどを通じて、「仕事がない(=自分の得意な分野や専門を生かせる仕事がない)」ことが最重要課題だと認識。

この課題解決のため、二人が考えてくれた政策がこちらです。ぜひご覧ください!

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課内職員の前で堂々とした政策発表。

「予算をどう考えているのか」「他エリアとの差別化は?」等の職員からの鋭い質問にも、自分たちの考えをしっかり答えていました。

新井さん、藤井さん、1週間お疲れさまでした!

インタビューでお世話になった田窪さん、ありがとうございました!

(ブログ編集by松江市)

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