株式会社玉造温泉まちデコ
玉造温泉のまちをデコレーションする会社です。
- 業種
- 宿泊業、飲食サービス業 複合サービス事業
- 住所
- 島根県松江市玉湯町玉造46-4
- 電話番号
- 0852-61-1556
- コーポレートサイト
- http://www.hime-labo.com/
- 採用情報サイト
- https://www.kurashimanet.jp/job/company/1566/
事業内容を教えてください
角さん
事業は4つ。
ひとつ目は「姫ラボ」。
それから「玉造湯神社」。
それから「美肌マルシェ」。
それから「温泉街のサブリース」。
この4つが今大きな事業になってます。
一番最初に始められた事業はなんでしたか?
最初は神社のお守りをプロデュースしました。
最初のね、1年半ぐらいはずーっと失敗続きで、正直言うと会社が倒産しかかったんですよ。
会社が倒産しかかっても1年半も続けられたということはそれだけ強い想いがあったんですか?
もうね、背水の陣ですよ。まさに。退路を断つみたいな。
僕は前職を辞めて次に行ってるわけですけど、会社をつくったのは僕一人じゃないんですね。
他にも5人の社長がいて、社長と僕で100万ずつ出し合って会社をつくったんですよ。
1年半で600万が30万になったらどうですか。嫌じゃないですか。もう夜も眠れなくなる。
まあ、そんなつらい想いもしましたけど、これは何と言ったらいいかな…
とにかく今自分がやらなければ街が死んでしまう、街が死ぬということは次世代にバトンタッチできない、あと期待されているのにできない悔しさ、そういったものをばねに、とにかく負けるかという気持ちで頑張りました。
つらい時期から、ここまで良くなった転換点というものがなにかあったんですか?
端的に言いますと、”神様にマルを付けてもらった”と思っています。
具体的に言いますと、神社のお守りをプロデュースしておりましたが、ある時を境に10倍ぐらいお授かりされるようになったんですよ。
これによって会社の経営が急激によくなっていって、1年目、2年目の大赤字が3年目に一気に黒字に変わって、そこから雇用が始まり、今12年目です。
元々街にあったものをどう今の時代に合った形にしていくか、というのを念頭に置かれている気がしました。
うん、うん。
あ、その前にこんな話しましょうか!
今具体的に4つの事業を言いましたが、ぱっと見全然違う業種に思いませんか?
でも、働いているスタッフはみんな同じ仕事をしているんですよ。どう思います?
ある人は神社の社務所にいて、お守りを販売している。ある人はコスメショップでコスメを販売している。ある人はお菓子を作ったり、そのお菓子を販売したり。ある人は不動産の仕事したり。通販をしている人もいるし。
実際働いている人って違う仕事をしているように見えるんですが、みんな同じ仕事をしているんですよ。
それは、ひとつの目標があるからですか?
そういうこと。
ある程度大きくなっていくときに理念を作ったんですね。
それはね、みんなが同じ方向を向かないと、いずればらばらになってしまうといけないなと思って、ひとつの経営理念を定めたわけです。
そのひとつが、私たちの仕事、スタッフの仕事は「玉造温泉に来てよかった、また来たい、誰かに紹介したいこの3つを思ってもらうこと」を仕事にしています。
普通の職場だったら、「お客さんがきたら挨拶をしましょう。挨拶はいらっしゃいませですよ。この質問をされたらこう答えましょう。お客さんがレジに商品を持ってこられたらこういう風にレジを打って…」とこんな感じで仕事を教えられると思うんですが、我々の会社ではそれを仕事ととらえていないです。これは手段。本来の仕事はその先にある。
ということはコスメショップのスタッフも「どう並べたら来てよかったと思ってもらえるか」、パティシエも「何を作ったらまた来たいと思ってもらえるか」、通販をやってる子たちも「何を箱に詰めたら誰かに紹介したいと思ってもらえるか」。
ということでみんな同じ仕事をしています。
お仕事の内容を教えてください
松尾さん
姫ラボの店舗では観光客のお客さまがとっても多いので、お客さまに旅を楽しんでもらうということをテーマに接客をしています。
あとは温泉水を配合した化粧品ですので、今日入る温泉が楽しみだったりとか、街をもっと楽しんで歩いてもらうために、っていうことをテーマに接客しています。
どんなことに気を付けて接客しておられますか?
やっぱり”姫ラボ”の一番の特徴は玉造の温泉水を配合しているというところなので、化粧品の能力というよりは、玉造温泉がどれだけ素晴らしいかということがお客さんに伝わるということを第一に考えてやっております。
お店づくりで意識されていることはありますか?
他のスタッフとか店長とも話すんですけど、「テーマパークみたいであってほしいよね」っていうことで、私たちが楽しませるっていう気持ちでポップだったり、空間づくりだったり、あとは体験ができたりもするんですけど実際商品を触ってみて感動されるところとかを見ると、ここの空間がすごい楽しい場所だなって思いますね、働いていて。
妊娠、出産、育児を経験して、会社としてこういうフォローがあって嬉しかったとか、従業員の皆さんからこういうのがあって嬉しかったということがあれば教えてください。
大北さん(写真左)
子供が生まれてからは、子供のことで休むことも増えました。
その中で「みんなに申し訳ないな」という想い、「迷惑をかけているな」という想いとかがあるんですけど、そういうときも「会社は大丈夫だよ」とか一言、二言みんなが声をかけてくれるので、そういう面で「産後も働きやすいな」というのは実感しています。
会社から、福利厚生や勤務時間を考慮してもらうということはありましたか?
時短勤務も選択できるので、30分であったり、1時間の時短勤務をして仕事と家庭の両立をしているスタッフも中にはいます。
あとお昼の昼食の時間帯ですけど、会社の方でランチチケットというのを準備してくれていまして、それを使ってスタッフ同士外に出てコミュニケーションをはかりながらお昼を食べるということもできるようになっています。
プロモーション、マーケティングのお仕事は具体的にどのようなことをされていますか?
神門さん(写真右)
理系で分析とかデータ解析とかをするってなると、コンサルの会社だったりデータをみるだけの仕事が存在するんですよ。
でもそうではなく、ここではデータが揃うし、それを社内で解析ができて、そこから導き出せたこと「こうなってるからどうしようか」「販促なんか打とうか」「もっとこういう対応にしようか」とか決められて、さらにそういう行動をした後に数字が変わってくると思うので、よくなったり、「これちょっと違ったみたいだね」とかそこが自社一貫でできるのでいいなと思います。
株式会社玉造温泉まちデコ
玉造温泉のまちをデコレーションする会社です。
- 業種
- 宿泊業、飲食サービス業 複合サービス事業
- 住所
- 島根県松江市玉湯町玉造46-4
- 電話番号
- 0852-61-1556
- コーポレートサイト
- http://www.hime-labo.com/
- 採用情報サイト
- https://www.kurashimanet.jp/job/company/1566/