株式会社 キグチテクニクス
一般に鋼材には耐用年数があり30年~40年前の高度成長期につくられたインフラ設備等には寿命が迫っています。実際に金属の劣化による大きな事故も起きており、改めて安全性の見直しが迫られています。
こうした状況の中で、鉄鋼材料や非鉄金属材料の強度特性や信頼性などを厳しくテストしているキグチテクニクスが社会に果たす役割は大きく、日本のものづくりの安全・安心を島根から支えています。
- 業種
- 学研研究、専門・技術サービス業
- 住所
- 〒692-0057 島根県安来市恵乃島町114-15
- 電話番号
- 0854-22-2619
- コーポレートサイト
- http://www.kiguchitech.co.jp/
大手取引先に対して、大型材料の加工や製造の対応について
日本国内では航空機産業あるいはエネルギー産業向けの大型材料の開発や製造が大手重工、材料メーカーで盛んに行われています。
キグチテクニクスではそのような需要を見込み大型材料の受入を可能にするために、近年は新工場の整備や切断機の大型化を積極的に行っています。
昨年も2台の特殊仕様の大型切断機を導入し、タービンディスクなどに用いられる材料から多くの試験片を切り出し試験片形状に加工しています。
高精度な加工設備について
また、材料が大型化する一方で試験片加工では、ばらつきの少ないより高精度な加工が求められます。
この写真で紹介する設備では、従来はそれぞれの場所で行っていた
①CAD/CAMを使った加工プログラム作成
②工作機械による試験片加工
③CCDカメラ用いた計測機能の3つ工程をこの1台に集約することで作業効率の向上にも繋がっています。
疲労試験機について
金属材料や複合材料に生じる疲労をシミュレーションする疲労試験機。
キグチテクニクスでは、70台の最新疲労試験機を設置し、日本国内はもとよりアジア圏でNo.1の試験実績と試験技術を持っています。
国内外からの受注に対応し、航空機の安全運航に欠かせないデータを取得しています。
クリープ試験について
火力発電プラントに用いられているガスタービン、スチームタービンは我々の生活になくてはならない電力を生み出す重要社会インフラです。
これらの機器の中に使用される材料は、高温高圧環境に晒されながら強烈な遠心力を同時に受けるため、材料は徐々に伸びいきます。
こういった材料の伸びをクリープ現象と呼ぶが、クリープ速度や耐クリープ時間を正確に計測することは電力の安定供給に欠かすことはできません。
キグチテクニクスでは、250台のクリープ試験機を設置し、世界有数の試験ラボとして認知されています。
株式会社 キグチテクニクス
一般に鋼材には耐用年数があり30年~40年前の高度成長期につくられたインフラ設備等には寿命が迫っています。実際に金属の劣化による大きな事故も起きており、改めて安全性の見直しが迫られています。
こうした状況の中で、鉄鋼材料や非鉄金属材料の強度特性や信頼性などを厳しくテストしているキグチテクニクスが社会に果たす役割は大きく、日本のものづくりの安全・安心を島根から支えています。
- 業種
- 学研研究、専門・技術サービス業
- 住所
- 〒692-0057 島根県安来市恵乃島町114-15
- 電話番号
- 0854-22-2619
- コーポレートサイト
- http://www.kiguchitech.co.jp/