寿製菓に入社したきっかけを教えてください

三原：学生時代は、接客のアルバイトをしていましたので、進学をせずに就職をしようと思いました。

下戸：寿製菓には最初、アルバイトとして採用されましたが、正社員登用の話がありましたのでそのまま正社員になりました。
ですので、他の社員とは少し違う形で正社員になったと思います。

今現在、就職活動をするとしたら、どのような活動をしますか？

下戸：今なら企業研究をしっかりと行い、自分が何をしたいのかということを考えますね。
就職活動の時に考える時間を持つことが大切だと思うので、しっかりと自分のやりたい事を考えて就職活動をしたいですね。

どのような仕事をされていますか？

三原：工場のラインの中に入って、製品を箱に詰めて、その箱をケースに詰めたりしています。
ラインの中では、みんな同じようなスピードで作業をしていかなければならないので、ライン全体をみわたして、遅れているところにサポートに入ることもあります。
また、資材の発注であったり受注の納期の回答をしたりしています。

将来の目標はなんですか？

三原：新入社員が工場に入ってからは、全体を見渡してサポートに入れる「フリー」ができるように成長しなければいけません。
私の将来の目標は、新入社員が一年後に「フリー」ができるようになり、その社員が新しい社員を教育できるようにしっかりとした教育ができるようになりたいです。

商品への思い入れは？

下戸：「因幡の白うさぎ」は、去年で50周年を迎えました。
「因幡の白うさぎ」は、寿製菓の看板商品であり、山陰を代表する銘菓です。
社員も自信をもって提供している商品なので、味はもちろん、安心して食べていただけるように安全・衛生管理にも気をつけています。
どこに出しても「おいしい！」と言い切れる商品なので、山陰だけじゃなく、県外にもしっかりとPRしていきたいですね。

地域への取組みなどを教えてください

下戸：わかりやすいところで言うと、「米子がいな祭※1」で万灯とよさこいを披露し、地域のお祭りを盛り上げています。
これからも地元の祭りを盛り上げるために参加する事で、地域に対して少しでも貢献できればと考えています。

また、子供たちに自分たちの住んでいる地域の物語（神話 ）に触れてもらい、後世に伝えていきたいという想いから「白うさぎ一座」というチームを作り、地元の保育園や幼稚園に出向いています。「因幡の白うさぎ」の神話を紙芝居で話したり、大黒様の歌をロックバージョンにアレンジした曲に合わせて園児と一緒にダンスをしたりしています。
最後には「因幡の白うさぎの目付体験」が人気コーナーとなっていて、一人ひとりに目がついていない「因幡の白うさぎ」を渡し、赤大根を使った液で目を描いてもらったり、羽を描いてみたり、ひげを描いてみたり。
一人ひとり個性が出ていろいろな表情をしたうさぎさんが誕生してとても楽しいですよ。

※1　米子がいな祭（よなごがいなまつり）は、鳥取県米子市で開催される夏祭り。「がいな」とは、当地の方言で「大きい」を意味する。

学生に対して、一言お願いします。

三原：学生時代にできる事や経験をたくさんして、自分のやりたい事をみつけてください！
がんばってください！